【ChatGPT】Googleスプレッドシートを活用したChatGPTツールで効率的な質問回答を実現!一括実行が可能!

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▎はじめに

「GoogleスプレッドシートでChatGPTツールを使って質問を効率的に管理したい」「Googleスプレッドシートで質問管理と回答を一括実行したい」という方に向けて、Googleスプレッドシートを活用したChatGPTツールを紹介する記事です。本記事では、以下の知識を得ることができます。
  • Googleスプレッドシートを活用したChatGPTツールの特徴
  • ChatGPTツールの利用方法
  • ChatGPTツールの基本的な使い方

▎ツールの特徴

  • スプレッドシートで効率よくChatGTPへの質問内容、ChatGTPからの回答結果を管理することができます。
  • スプレッドシートで複数行を一気に実行可能なので、の違いを効率よく検証できます。
  • 認証情報(Secret key)をGUIで設定することができます。

▎利用準備

1. ChatGPTツール(Googleスプレッドシート)をコピーする

以下の をクリックして、自分のGoogleドライブにツールをコピーします。

2. OpenAI APIの認証情報(Secret key)を取得する

次に、以下サイトを参考にして、OpenAI APIの認証情報(Secret key)を取得してください。

3. 認証情報(Secret key)を設定する

次に、取得した認証情報(Secret key)をChatGPTツールに設定します。
  1. コピーしたChatGPTツール(Googleスプレッドシート)を開く
  1. をクリックする
      • 権限の承認画面が開くので許可してください。
      • がメニューに表示されることを確認してください。
      • ここで表示されない場合は、スプレッドシートをリロード(再読み込み)してください。
  1. 認証情報の設定を実行する
    1. メニュー > OpenAIのAPI設定 > 認証情報の設定を
  1. 認証情報(Secret key)を入力する。
 
以上で利用準備は完了です。

▎ChatGPTツールの基本的な使い方の紹介

ここでは、ChatGPTツールの基本的な使い方を紹介します。
まずは、それぞれの設定値の意味を解説いたします。

1. 設定値の意味

  1. ID
      • データを識別するための一意な文字を設定します。
      • 単純に1, 2, 3と順番に振っていくと良いでしょう。
      • ※ 値が重複しないようにしてください。
  1. システム
      • ChatGPTの回答方法を設定します。
      • 例えば、"関西弁で回答してください。"と入力するとChatGPTは関西弁で回答してくれます。
  1. ユーザー
      • ChatGPTへの質問文を設定します。
      • 例えば、上記システムの設定で、"徳島県の観光名所を5つ挙げてください"と入力すると以下のように回答してくれます。
    1. model
        • ChatGPTで利用するモデルを設定します。
        • 通常は を使うのが良いでしょう。は、主流のモデルで利用料金が安くてそこそこ性能が良いです。
        • 他のモデルに関しては、以下、設定できるモデル一覧があるのでそちらを参考にしてください。 は優秀ですが、料金が高いので、ご利用には注意が必要です。
    1. max_tokens
        • ChatGPTの回答の最大文字数(最大トークン)を設定できます。
        • 基本的な使い方は、利用料金を制限するために使います。
        • ChatGPTの利用料金はトークンの従量課金なので節約する場合には小さく設定しましょう。
    1. temperature
        • ChatGTP回答の多様性を設定します。
        • からを設定することができます。
        • temperatureが高いほど、多様性(ランダム性)のある回答が期待できます。
        • 基本的には、プログラミング解説のような答えが決まっているものは低い値(0.1〜0.5)を設定して、企画を考えてもらうような創造的なものは高い値(0.7〜1.0)を設定すると良いです。
    1. 回答
        • ChatGPTからの回答が登録されます。
        • ここの値は自動更新されるので、入力は不要です。

    2. 基本的な使い方

    1. 設定値を入力します。以外の6項目を入力してください。
        • ID
        • システム
        • ユーザー
        • model
        • max_tokens
        • temperature
    1. 実行したい行を範囲選択します。
        • 複数の質問を一気に実行することが可能です。
        • この機能がこのツールの大きな特徴です。
    1. をクリックします。
    1. の列にChatGPTからの回答が自動入力されます。
     
    ChatGPTツールの基本的な使い方の紹介は以上です。

    ▎おわりに

    GoogleスプレッドシートでChatGPTツールを使って質問を効率的に管理したい、Googleスプレッドシートで質問管理と回答を一括実行したいという方に向けて、Googleスプレッドシートを活用したChatGPTツールを紹介いたしました。
    私自身もこちらのツールを使うことで業務が効率化できていますのでぜひ、使ってみてください。

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