【Udemy講師向け】JavaScriptコーディング演習作成入門
公開日:2023年7月19日 更新日:2023年7月19日
▎記事概要
Udemy講師に向けてJavaScriptコーディング演習の作成方法を紹介した記事です。
自分で色々な記事を調べてUdemyのコーディング演習を作ることができたので、他のUdemy講師の参考なれば嬉しいです。
背景
最近、Udemyが講師向けて「コーディング演習してみませんか?」的なアナウンスがUdemyの講師に向けてよくアナウンスされます。
Udemyの公式サイトを見ると、毎月、コーディング演習に関してのアップデートがあり、Udemyが優先して機能追加してきた様子を伺うことができました。特にここ1年は大幅な機能アップデートをしていたのですが、2023年6月12日に「コーディング演習の大規模な設計と機能の変更は終了しました」との記載がありました。
このようにプラットフォームが安定したので、Udemy講師がコーディング演習を講座に取り入れて、より良い講座を作成する時期かもしれないと考えるようになりました。
そこで、私も「面白そうだからやってみよう!」と思い、早速試したところ、JavaScriptのコーディング演習作成方法についての情報が少なく、少し追いつくのに苦労しましたので記事にしてみようと思いました。
▎記事ゴール
今回の記事で解説するJavaScriptの演習は、以下の問題です。
演習タイトル
変数(let)の使い方を理解しよう!
演習問題
- 問題1. 変数xに10を代入してください。
- 問題2. 変数xを2回出力してください。
演習解答
▎作成手順
- コーディング演習の作成画面にいく。左側に解答のコード、右に単体テストという構成になってる。
- 解答のJavaScriptを作成する。
- 解答コードの単体テストを作成する。
- Udemyコーディング演習のテストフレームワークはJasmineです。
- 単体テスト
- 失敗ケースも確認しておく
- 失敗するコード
- テスト結果
- 演習開始時のコードを作成する
- プレビューで試してみて問題なければ公開する
▎単体テスト(Jasmine)でよく使いそうなもの
consolo.logをチェックする
- 関数でオブジェクトを監視ができます
- で、consoleオブジェクトのlogメソッドが実行されると、配列stdoutsに追加するように実装できます。
- このようなコードにしておくと、console.logのログの実行順序を保ちつつ、値を格納して置けるので便利です。
matchers(マッチャー)
いわゆる期待値(正解)と受講生のコードがあっているかチェックする仕組みです。
よく使いそうなものを並べておきますが、詳しくは公式ドキュメントを眺めてみることをオススメします!
- 公式ドキュメント
- 分かりやすかった記事
- よく使いそうなマッチャー
- expect(A).toBe(B)
- AがBと === であることを検証する
- expect(A).toEqual(B)
- AがBと同値比較で等しいことを検証する
- expect(A).toMatch(B)
- AがBの正規表現にマッチしていることを検証する
- expect(A).toThrow(B)
- Aが(Bという)例外を投げることを検証する
▎まとめ
- JavaScriptのコーディング演習作成方法についての記事が少なくて、多少の苦労はありましたが、ある程度理解してしまえば、講師にとって、単体テスト(Jasmine)を書く良い訓練になって良いなと感じました
- 受講生にとっても自分でJavaScriptをコーディングすること理解が進むと思うので良い学習方法だろうと思います。
- Udemyのコーディング演習、是非、活用していきたいと思います!
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